いま、一番効果がある「販促」はなんだろう。
飲食店を取り巻く「販促」と言うもの。
ぐるなびに代表されるグルメサイトや、ビラ、チラシ、
メルマガ、DM、数え上げればきりがない。
実は一番の販促は来たお客さんに精一杯尽くす事だったりする。
彼らが来店してくれる頻度が上がり、ゆくゆくは人を連れてくる。
そのサイクルを作ることにひたすら注力していたら、そうそう店が潰れたりしない。
でも何故か飲食店は新規のお客さんを集めることにばかり気を向けてしまう。
これ、なんでなんだろう。
ウチも全面的にと言うわけではないけど例外じゃなかった気がする。
新規のお客様に対する販促は即ち誰にでも、と言う意味だから、
お得意様達もその中に内包している、って無意識の中で思ってしまっているんだろうか。
ぐるなびには毎月3万でも5万でも使って毎日せっせと更新作業してるんだけど、
お得意様への手紙とか、メールを毎日せっせと書いている店となるとぐんと数が減る。
お得意様に毎月5万円分の割引をしてお礼をしよう、なんていうとやっぱり難色を示す人が大半。
不思議ですよね。
釣った魚にはエサをやらない、と言うことなんでしょうか。
でもよく考えてみれば。
自分の店の売上の一番多くをしめているのはお得意様や、近所の方なんじゃないだろうか。
ぐるなびを見て興味を持ってくれた人は恐らく一番じゃない。
でも一番手間やお金をかけているのはぐるなびだ、という矛盾。
ここをちゃんと正さなければいけないんじゃないか、と思っています。
結局は自宅や勤務先から歩いて来られる方が一番大事なんじゃないだろうか。
そうじゃなくても(遠くても)来てくださるお得意様。
この2つの分類だけで売上のかなりの割合になるんじゃないだろうか。
この部分の拡大を目指すだけでも十分な売上のアップが見込めるんじゃないだろうか。
それに注力する中余力で新規の開拓。
力の配分はそれが正解なんじゃないだろうか。
そのためには何をすればいいか。
ぐるなびに変わる、大きな効果を見込める販促はなんだろう。
結局は来店したお客様に精一杯もてなす事に尽きるんじゃないかな。
さらに言えば。それをよりシステマチックに。
もっともっとちゃんと実行するためのツール。
お金を使うとしたらそこじゃないだろうか。
この1年位はそんな事ばかり考えています。