モノが売れる仕組みは難しい。
最近「ゲーミフィケーション」に関する本を読んだ。
ゲームと言う言葉が出てくるとどうも遊びの感覚がしてしまうが、
そうじゃない。
ゲーム的な要素を組み込むことでどんなことでも積極的に参加したりしたくなる、と言う事。
それをビジネスに活用できないか、と。
最近ではfourSquareが良い例。
モバゲーなんかがすぐに出てきそうなもんだし、アレもその一つだとは思うけど、
ゲームを扱っていると言う意味で、じゃない。
4sqでは特定のチェックインすると「メイヤー」になれる。
そこに一番チェックインしている、と言う証。
だからそこで何か良いことがあるわけでもないし、何かが貰えるわけでもない。
(貰える場合もあるけどごく一部だし、後付け的な機能)
でもメイヤーの座を奪われるとちょっと悔しかったりするわけで。
その辺の心理を上手く掴んだサービス。
例えば子供に部屋を片付けさせるときに
「掃除しなさい!」とやるのと、
「さて何分でゴミ箱を一杯に出来るかタイムアタック!」とやるのではモチベーションが違う。
そう言う心理、
きっと僕たち飲食店でも出来る事はある。
スタンプカードなんかもそれに当たる部分があるけれど。
あんな使い古された、
「またなんかくれたよ」みたいなモノはあまりやりたくない。
同じスタンプカードでも。
なにか面白い要素が盛り込めないものか。
お客さんがスタンプカードだ、と気付かないくらい新しいスタイル、と言うか。